鰹の生節

■材料

鰹、小がつぃお
お湯(お鍋にたっぷり)、塩(適量)

■作り方

@お鍋に湯を沸かします。

A塩をひとつまみ入れます。

B沸騰してきたら3枚におろした鰹を入れて、15分ほど煮ます。

Cザルに上げて、お湯をよく切ります。

★お好みですが、出来上がった生節を両面火であぶっていただき、少し焦げ目をつけると日持ちもしますし、芳ばしくてまたおいしいです。

■食べ方

鰹の生節出来たてを食べやすい大きさに解して生姜醤油、大根おろし、お酢などを入れて食べます。柑橘類を絞って入れても美味しいです。
血合いのところも勿論食べれますが中骨が沢山あるので骨は全て取り除いてください。
冷めても美味しく食べられますが、醤油を使っていないので柔らかく仕上がっています。

よく市販されている真空パックの生節をみかけますがそれの家庭番でしょうか。
味はこちらの方が出来たて!作りたて!となりますので美味しいですよ。また、炊きこみご飯にしたり、細かく砕いて醤油、砂糖などで味付けをして手作りの鰹フレークや水分を飛ばしてカラカラに煎ればフリカケの出来あがりです。


※小がつぃお

小がつぃおこれから夏になると迫間浦の沖で釣れる小さい鰹を迫間浦の人はこのように呼びます。普通の鰹よりかなりサイズは小さいです。
あっちやこっちの台所で小がつぃおが料理されるようになると「あ〜今年も夏がやって来た」と感じます。
生節にした物を火であぶり、よく乾燥させると自家製の鰹節が出来あがります。サイズが小ぶりなのでよく乾き失敗せずに出来ます。
今でこそ捕れる量もわずかなのと、めまぐるしい世の中になって自家製の鰹節まで作る人はおりませんが昔はおばあさんのいる家などでは少しずつ鰹節削りで削り貯めたものでダシを取ってお味噌汁やそうめんの付汁を作ってもらいました。
何処に仕舞い込んであるのかも皆んなして忘れていますが鰹節削りは捨てずにあるはず…夏が来る前に今年は探してみようかな?

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