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【前書】【第1章】【第2章前編】【第2章後編】【第3章

この物語は、釣り堀のシステムから準備、釣り方、さらには魚の調理にいたるまで、初めての方でも読めば全てがわかるようになっています!?

■前書

 近年、ファミコン等の室内ゲームに飽きた小中学生の間でブラックバス等のゲームフィッシングが大ブームになりました。私自身も学生時代のタックルを倉庫から引きずりだし我が子と一緒に遊んだものです。ルアーに始まり、ハゼ釣・セイゴ釣・外洋のサバ釣り等の最近のお決まりコースを辿って行き着いた所が「海の釣り堀」でした。魚釣りの最終地点とは思いませんが、あの強烈な引きを手軽に味わえる「海の釣り堀」は現在の私にとって一番の楽しみとなりました。
 さて、このHPをご覧の皆様は「海の釣堀」の楽しみ方は十分ご存じだとおもいますが、私の友人も含め、興味が有るのに喰わず嫌いの人が実に多いのも事実です。一度「釣り堀に」誘うと次回からは自ら通うようになった人を何人も知っています。そこで、「海の釣堀イロハ物語」を連載し、繊細に解説すれば釣堀初心者も安心して釣行出来るのではと考え、今回の実験的試みを提案します。

1・準備 (予約・料金支払い・タックル・餌・釣果情報)
2・釣り開始 (マナー・仕掛け・その他色々)
3・片付け (後始末・魚の料理)

はぜ太郎

■登場人物の紹介

はぜ太郎
このイロハ物語の語り部で、物語にも少し登場する。自分では紳士だと思っている。

すー太郎
この物語の主人公。釣りは全くやったことがなく、休みの日はいつもテレビを見ながらゴロゴロしている。

テディ
すー太郎の妻で漁師町生まれ。気が強く頑固で、家の中では一番恐れられている。

ひさ君
すー太郎とテディの間に生まれた長男。外で悪さばかりして、すー太郎とテディを困らせている。

ミツヤさん
「海上釣り堀」を語らせたら右に出るものはいないベテラン釣り師。息子がひさ君と友達。

熊五郎
カフェ「傳八」のマスター。正義感が強く、頑固で、人に説教するのが趣味。客と話をしていると、どちらが客かわからない。

良子さん
動物好きな心優しい、且つ豪快な乙女。ダンプの運転という変わった趣味を持つ。

ヨッシーじいさん
釣りの大ベテランで、筏の上ですー太郎やひさ君をいろいろとサポートしてくれる。口は悪いが面倒見が良い。

おばあちゃん
テディの母親。気立てがよく、料理がうまい。